日本の国土は高温多湿な気象条件から、毎年どこかで豪雨・豪雪といった気象災害が発生します。また脆弱な地質なため、梅雨期・台風期・融雪期には地すべりや斜面崩壊、落石、岩盤崩壊、土石流等が多く発生し、人命・財産・公共施設に多大な被害を与えています。

このような自然災害から安全で快適な市民生活を守るため、様々な災害の調査や施設の点検を行っています。

道路防災点検・土構造物点検

国民生活を支える根幹的基盤である道路においても、毎年、多くの災害が発生し、道路の破損・通行止めによる社会経済活動への影響を生じているだけでなく時には尊い人命までもが失われています。

道路防災点検や土構造物点検では、道路利用者や第三者の被害を防止し、安全確保を図るため、事前に災害が起きやすい箇所を点検にすることにより発生要因の早期発見や変状の経年変化を観察する事により災害の発生を予知し、未然に防ぎます。

弊社では豊富な経験を有する技術者が、様々な対象に合致した点検を実施いたします。

河川構造物・砂防関係施設点検

堤防等の河川管理施設及び砂防関係施設は、出水や地震などによる損傷や、時間経過に伴う劣化が生じます。施設の損傷は周辺環境に大きく影響されるため、点検の際には施設のみならず周辺状況についても把握する必要です。さらに、施設を構成する材料はコンクリートだけでなく、鋼材・ブロックなど多種であり、材料の損傷や劣化の特性は様々です。

そのため計画的に点検を実施し、点検結果の評価、詳細点検(調査を含む)あるいは補修等の適切な対策の判断の前提となる変状・変化を発見・観察が必要となります。
弊社では豊富な経験を有する技術者が、様々な対象に合致した点検を実施いたします。

土砂災害警戒区域等指定のための基礎調査

土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域 及び土砂災害特別警戒区域の設定のための基礎調査を行います。机上調査→現地調査→調査結果のとりまとめを行います。

その他

地すべり等災害監視等、災害対策調査や監視装置の設置、メンテナンス等、様々な状況に合わせて対応いたします。